NECの株価は9/2〜9/9に5,005円から4,487円へ下落。9/7の量子コンピューター実機開発中止報道をきっかけに、反落基調が続いている。
9月初旬の動向として、NECの株価は9/2に5,005円を付けた後、9/9には4,487円まで下落しており、期間中の下落幅は約10%に達した。9/7に量子コンピューターの実機開発中止が報じられ、株価は直前の戻り局面から再び下押しされた。
この背景として、9/2〜9/4の間に防衛提携、サイバー防衛活用、高性能AI、顔認証決済といった新材料が相次いだものの、後半はそれらが材料としての作用を薄め、株価の下落材料として働いた。
9/8にはデッドクロスとパラボリック売り転換の指標が示唆され、5営業日連続の下落後に短期的な弱気局面が重なった。
決算面では、2027年3月期1QのAI要約が8/28に公開され、売上収益8,198億円、営業利益588億円と増収増益を示し、CSG買収の寄与が業績を押し上げた。米系大手証券は8/26に銘柄の評価を強気継続、目標株価を6,300円へ引き上げた。
NECを巡っては、株価動向と材料の組み合わせが短期的な動意を形成しているとの見方がある。読者は今後の材料発信や市場反応に注目して情報を追うとよい。