米国株はトランプ政策の影響でインフレ圧力が続くとの見方が根強く、金利上昇が避けられないとの局面が続く。8月下旬の市場動向と主要イベントの展望を要約する。
8月24日の日米株式市場ではNYダウが前日比+140ドル高の53,417ドルで続伸する一方、半導体関連株が下落した。長期金利は低下し、原油先物の下落も株式の買戻しを支えた。インフレ警戒と金利動向の材料として、米国財務長官の動向やAI・半導体関連の動きが相場に影響した。
8月25日にはNYダウが再度3日続伸で終え、原油安と長期金利の低下が株式買いを促した。終盤にはエヌビディア等の決算期待や、イラン情勢の不確実性低下が材料視された。市場関心は8/26の決算発表とFRBの動向に集まった。
8月26日発表のPCE物価指数は前月比+0.2%と市場予想を上回り、インフレ懸念が強まる中で長期金利が上昇。FRBの利上げ観測が再燃するとの見方があり、株式市場は方向感を欠く展開となった。
中国市場は8/24の上海総合が-23安、8/25は反発、8/26は再度上昇と、政府の景気対策期待と米中関係の動向が相場を左右した。日本市場では日経平均が8/24に大幅安を記録する一方、8/26は米株高の流れを受けて反発。金利動向とAI・半導体関連株の動きが相場の鍵となった。