ダイキン工業が27年3月期の連結業績予想と配当予想を上方修正。主力空調・冷凍機事業の好調と原材料動向を背景に、売上高・利益の上振れを見込む。
ダイキン工業は27年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高を5兆1500億円から5兆4400億円(前期比8.5%増)、営業利益を4360億円から4550億円(同9.6%増)、純利益を2780億円から2800億円(同1.7%増)へ引き上げ、同時に配当予想を中間・期末各180円から185円へ変更して年370円とした。中期・期末ともに増配を見込ませた形だ。
背景には高付加価値商品の拡販や価格施策、グローバルでのトータルコストダウンの推進があり、主力の空調・冷凍機事業の計画上振れが見込まれるほか、化学事業も半導体・データセンター向けの販売拡大を見込んでいる。
9月中間期決算の実績として、売上高は2兆9107億円、営業利益は2707億9300万円、純利益は1729億5900万円となり、従来予想の営業利益を上回って着地した。為替の円安効果や高付加価値商品の販売拡大が利益押し上げに寄与した可能性がある。