セブン銀行が2027年3月期の第1四半期決算を公表し、経常利益は前年同期比で大幅増となった。併せて通期の利益見通しを上方修正した。
8月7日に発表した2027年3月期第1四半期決算と業績予想の修正を受け、セブン銀行の1Q経常利益は前年同期比63.4%増の108億円となった。ATM受入手数料の増加とATM耐用年数変更による減価償却費の減少が要因として挙げられている。
決算と同時に公表された通期見通しは上方修正され、純利益予想は200億円とされた。単発の決算を超え、今期の業績前提自体が引き上げられた形になる。
8月上旬から中旬にかけて株価は329.6円から342.1円へ上昇した後、8月19日に331円へ反落。決算後の反応は一服後に値幅が拡大し、直近の動きは上振れと反落が交錯する展開だった。
出来高は8月10日と14日に大幅増となり、前日比でそれぞれ81%増、62%増を記録。決算後の材料の消化が一日で終わらず、売買が断続的に膨らむ展開となった。
2027年3月期の年間配当予想は8月7日時点で11円を据え置き。業績見通しの上方修正とともに、株主還元は維持された格好となる。