セブン銀行のATM耐用年数を七年へ見直したことが公表され、通期の経常利益予想は40億円増となった。一方、経常収益は据え置きとなり、減価償却費の減少額とほぼ同額の増額が発生した。
セブン銀行は2026年8月7日に決算修正を公表し、通期の連結経常収益予想を2355億円のまま据え置く一方、経常利益を335億円へ40億円引き上げた。上期の指標も経常利益が20億円増える形で修正された。
主な要因は、有形固定資産のATMの耐用年数を従来の五年から七年へ変更したこと。これにより、減価償却費が従来より減少し、通期では約40億円の減価償却費削減となる見込みで、経常利益の増加にもつながる。
この耐用年数の変更は、七年で費用配分する方が経済実態に近いとの観点を示す。一方で、機械の故障率や保守費、機能陳腐化などが今後の追加負担となる可能性はまだ資料からは読み取りきれない。
ATMの入替は第4世代の全台完了済みとされ、今後の第5世代費用の有無や影響は未確認。決算修正の背景には、減価償却費の大幅な減少があり、現金収入の増加とは別の視点で利益が見直された。