今週の米国市場は金利動向とAI関連の企業動向が焦点。SKハイニックスとインテルの協業可能性、メリダ買収、アドビのサウジAI提供計画が伝えられた。
米国市場は取引開始時点でダウ・S&P500・ナスダックがいずれも小幅安で推移した。オプション市場の出来高は高水準を維持し、プットとコールの比率は1.02でプットが若干優勢。ボラティリティはIVがHVを上回る局面だが、IVランクとIVパーセンタイルは低位にとどまっている。今後は株価が高値圏を維持する一方、需給は中立寄りの状況が続く見込み。
半導体セクターの動きでは、INTELの株価が上昇する一方、SKハイニックスがINTCへファウンドリ生産を検討していると報じられた。複数の証券会社がINTCを「買い」またはそれ以上と評価する一方、目標株価の中央値は110ドルと伝えられている。
医薬セクターではイーライ・リリーが非上場のメリダ・バイオサイエンシズを最大28.8億ドルで買収する計画を発表。肥満治療薬の成功を背景に、他領域への拡大を進める姿勢が示された。
ソフト・AI分野ではアドビがサウジアラビア政府系のHumainと提携し、同国の市民に対してAIツールを12か月間無料提供する計画を公表。総額は40億ドル超に上る見込み。