円が160円台で推移する中、日銀会合と副総裁の内田氏の発言が焦点となり、市場は追加利上げの可能性や中東情勢の影響を探る。
停戦報道で一時的に安堵感が広がるも、円は160円台を保つのが難しく、日銀の次の一手が市場の注目点となっている。核となるのは日銀会合での政策金利の動向と、病院を長期欠席している副総裁ウチダ シンイチの発言である。
中東情勢の和平協定に関する報道は円相場には大きな動きを見せず、政府の介入を巡る見方が続く。一方、株式・債券市場は対 iran などのニュースを受けて反応を示し、インフレ見通しとエネルギー価格の先行きが日本の輸入コストに影響するとの見方が広がっている。
ウチダ副総裁は上田総裁の欠席中に発言し、金融政策の展望を示す見通しだが、慎重な姿勢を崩さず、円の下げ圧力を強める可能性も指摘されている。上田氏の講演動向とあわせ、金融政策の先行きに対する市場の不確実性が高まっている。
市場は秋の追加利上げを織り込んでいるものの、日銀の方針が強く示唆されるかどうかは不透明で、FRB動向や原油価格の動き次第で円相場の展開が左右されるとみられる。