哺乳瓶大手のピジョンは今期中間決算で売上高590億円、営業利益79億円と好調を示し、北米市場の成長を新たな“第2の柱”と位置づける戦略を打ち出した。中国依存を減らし北米・欧州・インドなどの拡大で持続的な利益成長を狙う。
北米市場での急成長が際立ち、ピジョンの今期中間決算は売上高590億円・営業利益79億円と前年同期を上回る伸びを示した。特に哺乳瓶の売上はピジョンブランドで約130%増、ランシノブランドで約70%増と大きく拡大している。販売網の拡大が成長を後押ししており、ターゲットへの新規配荷を機に小売店での露出が増えた点が要因とされる。
中国市場への依存を見直し、北米を“第2の利益の柱”に育てる方針が強調され、同社は2035年に哺乳器・乳首の世界シェア20%を目標としている。北米での費用増が利益を圧迫するリスクとして挙げられる一方、ヨーロッパやインドへの展開も注目される。株価は決算後に一時調整があったが、10月に再度持ち直した。