日中関係の緊張が続く中、岩屋前外相が中国の王毅外相と会談。王毅氏は台湾問題の指導者言動の是正を求め、日本側の発言をめぐる対立が露出した。
自民党の岩屋前外相は2026年9月28日、中国の王毅外相と会談した。外務省幹部は「会談したこと自体には意味がある」と述べた。
王毅外相は日中関係が再び厳しい局面に直面しているとして、日本側に対して台湾問題に関する指導者の言動を是正することを求めた。岩屋前外相は日本に対する新型軍国主義の批判をやめてほしいとの意向を示したとされる。
中国側が日本の政治家と外相の会談を公表するのは2025年11月以降で初めてで、中国政府関係者は「高市首相に圧力をかける狙いだ」と指摘した。
政府関係者の間では、日中の経済交流については前向きとの見解がある一方で、今回の会談が政府間の関係改善につながるかは別物とする声もあり、見解が分かれている。