ニデックの永守重信氏が新たに企業再生を目的とする会社を設立していたことが、週刊文春の取材で明らかになった。設立は今年7月31日で、本社はエスエヌ興産と同じビルに所在する。
モータ大手のニデックが9月30日に不適切会計に伴う損失が6000億円超に上ったと発表し、岸田社長が辞任することになった。その中で永守重信氏が“企業再生”を目的とする新会社を密かに設立していたことが判明した。
新設されたのはミノレアス株式会社で、今年7月31日に設立され、永守家の資産管理会社エスエヌ興産と同じビルに本社を置く。法人登記簿には子会社・関連会社の経営管理や企業の合併・事業承継・企業再生に関する業務と記載されている。
ファミリー企業グループの出直しを掲げる同社は、京都の中小企業の買収・再生を通じた収益性の向上と売却を目指す再生ファンドの性質を持つとされ、グループ名もエスエヌグループからミノレアスグループへ変更されたとの情報がある。
ミノレアスの設立経緯や求人広告の詳細について、週刊文春電子版も報じており、ミノレアスの社長に就任したニデック元幹部への直撃取材などが掲載されている。