23日引け後に決算を発表した企業は、KOA、ファナック、川崎汽船などで経常修正や配当増額を公表した。
KOAは今期の連結経常利益を従来予想の60.4億円から85.6億円へ上方修正し、年間配当も63円から78円へ増額すると発表した。自動車向けや産業機器向け、AI関連機器向け抵抗器の受注が堅調で売上が計画を上回る見通しが寄与する見込み。これに伴い株主還元を強化する。
高松機械工業は上期の連結経常利益を3億5000万円の赤字から9000万円の黒字へ上方修正した。半導体関連製造装置の受注が想定以上に伸びたことが寄与し、通期の経常損益は従来予想を据え置いた。
ファナックは今期の連結経常利益を2712億円から3088億円に上方修正し、上期配当72.54円は未定とした。自社株買いを1000万株または500億円を上限に実施する方針も併せて発表された。
メディパルは今期の最終利益を430億円から530億円へ23.3%上方修正し、従来の過去最高益予想を上乗せした。自社株買いを発表し、取得株式は消却する予定。
長野計器は今期の経常利益を64億円から102億円へ上方修正し、2期ぶりの最高益更新を見込む。半導体関連投資の活況を背景に圧力計やファシリティ用途の圧力計が好調。
川崎汽船は今期の連結経常利益を1350億円から1900億円へ上方修正し、増益率を大幅に押し上げる見通し。ドライバルク市況の堅調やコンテナ船事業の需要が寄与するとみられる。