ドル円は一時156円台へ下落。日米の高官・財務当局者の発言と首相の会談発言を背景に、円買い戻しの動きが強まっている。現在は157円前後で推移する。
ドル円は本日、一時156円台に落ち込み、以降は157円台前半での値動きとなっている。前日は159円台へ上昇し、200日線を突破していたが、日米の口先介入を巡る強い言及が円買い戻しを促している。
高市首相はニューヨークでの日米首脳会談について、円安が米国の貿易を圧迫すると指摘したとされ、一般論として円の過小評価が問題だとの趣旨を述べたとされる。
日米財務相の電話会談では、ベッセント長官が日本の強固なファンダメンタルズを反映した強い円が望ましいとの認識を示し、片山財務相も円の過小評価の問題を再確認したと伝えられる。
一方で日米の金利差がすぐ縮小する兆候は乏しく、円キャリー取引への投資意欲は根強いとの見方もある。
USD/JPY 157.21、その他の対円ペアも下落傾向を示しており、今後の動向は日米の発言・イベントに左右される可能性がある。