今期の増益率では電気機器が実質トップとなっている一方、来期は空運・医薬品などが上位に入る見込みだ。電機・非鉄の失速感が伝えられる中、株価の物色は来期好調が見込まれる業種へ移り始めたとの分析を、四季報の業種別動向を軸に整理している。
今回の分析は、四季報オンラインの「業種別業績動向」を基に、東証33業種の今期および来期の増益率の動向を整理するものである。まずは今期の増益率が高いと予想される上位6業種を並べ、実質的なトップは電気機器であると読み取れる。繊維製品の小規模性を除くと、電気機器が実質的な増益率トップと判断されるのが妥当だ。
来期の増益率上位は空運、電気・ガス、輸送用機器、医薬品、電気機器、パルプ・紙とされており、電気機器は来期も上位に位置づけられている。記事はこの動向を基に、「増益転換」と「尻上がり」の2つの改善点を指摘している。これらのデータは四季報の業種別動向ページに掲載されているとされ、今後の業種間の資金の動きについて示唆している。