日経平均は7万円を一時回復後に反落する展開となり、米国市場の動向やDRAM分野の競争激化、日銀短観の結果から今後の決算発表に市場の関心が集まっている。来週以降の決算発表の本格化が読者の注目点となる。
10/6(火)の日経平均株価は終値ベースで7万円を回復した後、10/13(火)にかけて大きく売られる展開となった。米国市場の堅調さが追い風になった一方、中国のDRAM分野の技術革新による競争激化が市場の懸念材料となっている。新製品の生産面の課題やサプライチェーンの確保といった要因もあり、株式市場の懸念はやや過剰反応と捉えられている。
10/1(木)に発表された日銀短観では、業況判断指数が大企業・製造業でプラス24となり、前回から2ポイント改善。これは2018年3月調査以来の高水準であり、インフレの定着とAI普及、原油先物の動きなどが要因とされる。
図表2では業種別の大企業・業況判断指数の状況が示され、半導体・電子部品は電気機械、半導体製造装置は生産用機械に分類される。9月調査の先行きや最近の値と比較して改善が見られれば、12月調査での先行き改善も期待できるとの見方。
今後は米国市場で2026年7~9月期決算の発表が本格化し、日本では10/22頃にディスコの決算発表を皮切りに主要企業の発表が続く見込み。決算発表が市場の流れを変える可能性があるとの見方もある。