脱髄モデルのマウスにバイオレットライトを照射し、MRIで脳機能と脳構造のネットワークに変化が生じることを確認した。東京都立大学などの研究者グループは第54回日本磁気共鳴医学会大会で報告した。
脱髄モデルマウスを用いた実験で、バイオレットライトの刺激が脳のネットワークに変化をもたらすことをMRIで捉えた。研究は複数研究機関の共同で行われ、第54回日本磁気共鳴医学会大会で発表された。
観察された変化として、記憶に関与する海馬と視覚情報処理の第二次視覚野で、機能的同期性と構造的結合の変化が認められた。これらは脳機能と構造の連携に関する新たな知見とされる。
本研究は動物モデルを用いた探索的な成果であり、ヒトの脱髄疾患へ直接的な治療効果を示すものではない。今後の人への適用可能性については更なる検証が必要とされる。