ジーエルテクノホールディングスは2027年3月期の業績予想を上方修正。半導体事業の受注環境が好転し、売上高と各利益指標が前回予想を上回る見込みとなった。
ジーエルテクノホールディングスは、2027年3月期の連結業績予想を引き上げた。売上高は532.90億円、営業利益は82.20億円、経常利益は81.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は57.90億円を見込む。いずれも前回予想を上回っている。
上方修正の主因として半導体事業の受注環境が良好で受注残が高水準で推移していることが挙げられ、売上高を支える見込みとなっている。一方で半導体事業の新規投資に伴う償却費などのコスト増加が営業利益を抑える要因となる可能性がある。分析機器事業の環境分野向け消耗品売上の増加が下支えする見込みも示された。
株主還元方針として配当性向を30%程度を目安とすることが示され、期末配当の予想は次期中期計画の策定を踏まえて検討を継続するとされた。修正後の予想は前期実績比で売上高12.9%増、営業利益15.6%増と高い成長を見込む水準となっている。半導体事業の新規投資に伴う償却負担を吸収しつつ利益を伸ばす構図が想定される。
なお、次期中期計画の内容にも注目が集まりそうだ。