AIRMANが2027年3月期第1四半期決算を公表。北米市場の売上が前年同期比62.8%増の伸びを示し、営業利益は50.9%増で過去最高を更新。中期ビジョンの目標達成は1年前倒しの見通しとなった。
AIRMANは2027年3月期第1四半期決算を発表し、北米市場の大幅な需要拡大が売上高と各利益の過去最高を牽引した。社長の佐藤豪一氏は北米販売の伸長が全体を押し上げたと説明した。北米市場の売上高は前年同期比で62.8%増の35億9,300万円となり、地域構成比も大きく上昇した。
主要財務指標では売上高が137億4,300万円、営業利益が24億3,700万円となり、それぞれ前年同期比で+3.7%、+50.9%の増収増益を記録。北米販売増や為替効果などが増益の要因として挙げられている。セグメント別では建設機械事業が堅調に推移し、エンジンコンプレッサの出荷が国内外で伸びた一方、高所作業車の出荷は停滞した。
通期予想は7月末に上方修正され、売上高602億円・営業利益83億円・経常利益87億円・純利益60億円と見込まれた。中期ビジョンの達成は1年前倒しで見通され、為替前提の円安と関税要因が影響している。下振れ要因として中近東・アジアの需要減少や原材料費上昇、関税率の再上昇が挙げられる。
組織改革として海外営業部を独立させ海外営業本部を設置し、株主還元として自己株式の取得を決議した。来年以降の需要環境は不透明で慎重に見積もるとしつつ、今年の修正目標の達成を最優先すると説明された。