2026年上場組から公募割れリスクと化ける余地を5段階で採点したうち、ベルテックスを含む20社を監視対象として提示する。ベルテックスは初値607円、終値609円で推移し、5連休明けに回復した。
2026年のIPO市場は件数が少なく初値での報われにくさが指摘されている。一覧には上場後も公開価格を上回る銘柄が増える一方、初値の動きとその後の株価推移にはばらつきがあり、投資家は需給の落ち着きを見極める局面が続いている。
ベルテックス(623A)は9月18日に東証スタンダードへ上場。初値は公開価格550円を下回る状況だったが、9月24日終値は609円。会社予想ベースのPERは4〜5倍台、初配当予想は25〜32円で利回りは4〜5%と見込まれている。創業者が大株主で180日ロックアップ、VC保有なしという点が需給に影響するとの分析がある。
本記事では2026年上場組から20社を選び、公募割れの危険度と化ける余地を評価。評価基準は公開価格からの距離、ロックアップ、VC保有、信用買残、決算進捗を用い、利益成長とバリュエーションの差・今後の材料を総合して判定している。株価は9月24日終値ベースで比較される。
対象銘柄の例として、ゴルフカートナビで国内シェア6割超を占めるテクノクラフト(622A)が挙げられる。初値の差を受けて公募割れ圏にあるものの、今後の決算発表と累計進捗次第で見直しの余地があるとの見方が示されている。