アップルは新体制のCEOとしてジョン・ターナス氏を本格的に迎え、9月9日のiPhoneイベントを前に動向に注目が集まっている。9月2日には株価が324.96ドルで引け、イベント待ちの局面となった。
アップル株は9月2日に324.96ドルで引け、前日比はほぼ変わらずとなった。ターナス氏が正式にCEOに就任してから2回目の取引日となり、9月9日に予定されるiPhone発表イベントまでの注目度が高まっている。株価は52週高値344.57ドルから6%下落の水準で推移し、同社の時価総額は約4.74兆ドルとされる。
9月1日に正式就任したターナス氏の報酬パッケージは基本給300万ドルと2027年度の目標株式報酬5500万ドルで、総額は5800万ドル。報酬の75%が業績連動で、株主還元の評価は相対的な TSR に紐づく。クック氏の時間経過型株式報酬よりも小さい額になるとされ、取締役会の意図は業績連動を重視する姿勢を示すと解されている。
9月9日のイベントではiPhone 18 Proシリーズと折りたたみ端末「iPhone Ultra」の発表が見込まれ、外観は外側5.4〜5.5インチ、内側7.7〜7.8インチ程度の開閉式デザインと報じられている。価格帯は約1800〜2500ドルと見込まれ、基本モデルは2000ドル前後になるとの見方が多い。実機仕様は公式確認がなく未確定で、発表は事前録画形式で行われるとの情報もある。
市場全体の動向としてS&P 500は債券売りの影響下で下落し、米10年物国債利回りは4.77%、テクノロジー株は下振れ気味との観測がある。9月5日の雇用統計や9月9日の端末発表が、株価のマルチプルとマージン拡大の観点に影響を与える可能性がある。