ロイヤル・カリビアン・クルーズは業績見通しの上方修正を受け、サンダルズ・アンド・ビーチーズ・リゾーツの株式50%を取得するため約30億米ドルの新規借入を決定した。これにより統合型バケーション・プラットフォームへと移行する可能性が高まる。
ロイヤル・カリビアン・クルーズは直近の四半期決算で現在の予約状況と価格設定を踏まえた収益力を示し、通期業績予想を上方修正した。燃料費は不確定要素として残るが、新造船就航による収益率回復が短期の変動要因として重要視されている。
同社は約30億米ドルを新規借入してサンダルズ・アンド・ビーチーズ・リゾーツの株式50%を取得する計画を公表した。これにより、クルーズとオールインクルーシブ・リゾートの統合によるプラットフォーム拡大を進めることになる。
2029年までの売上高は243億米ドル、利益は64億米ドルを見込むとされ、年率9.1%の売上成長と現在の44億米ドルからの約20億米ドルの利益増加を前提としている。株価の上昇余地は9%とされるが、余地は縮小する可能性が指摘されている。
アナリストは新造船よりも利回りの圧力を重視する見方を示しており、2029年の売上高予測や利益予測を見直す可能性があるとの声もある。