血管炎治療薬タブネオスに関連して肝機能障害で死亡した患者が20人となり、厚労省は新規患者への使用を控える方針を決定。年内に承認取り消しを含む行政処分を検討するとの情報だ。
血管炎治療薬タブネオス(アバコパン)を服用後に肝機能障害を原因とする死亡が国内で20人報告された。厚生労働省は21日、新規患者への使用を控えるよう求める決定を下し、承認根拠の臨床試験に疑義が生じているとして有効性を裏付ける情報が不十分との判断を示した。
欧州での承認取り消しが8月に、米国では承認撤回を勧告する動きがそれぞれ進んでおり、日本でも同様の行政処分を年内に検討する見通しとなっている。日本国内ではキッセイ薬品工業が販売を行い、海外動向と同様のリスク認識が広がっている。