先週の日経平均は前週比で1,244円高となり6万5,606円で終えた。5日移動平均線の上抜けが本格回復の焦点となり、今週はSQ日を控え日米の金融政策思惑や決算物色が相場を動かす材料となる。
先週の日経平均は6万5,606円まで上昇し、前週末から1,244円高で着地した。市場は中東情勢不安後退と企業決算を手掛かりに買いが広がり、TOPIXや東証株価指数など他の株価指数も持ち直した。
銘柄の物色動向を見ると、AI・半導体関連以外の銘柄も寄与度上位に名を連ねており、相場の地合いは悪くない印象。ただしAI関連銘柄の内訳には明暗があり、円高基調を背景に輸出関連株の下げ寄与も目立った。
今週は株価の戻り基調を維持できるかが焦点となり、75日移動平均線の回復と5日移動平均線の上抜けが重要なポイントとなる見込み。ディストリビューションデーの出現には注意が必要で、SQ日を前に値動きが荒ぶる場面も想定される。
今週のイベントとして日米金融政策の思惑と決算発表が相場を左右する。日本銀行の決定会合の主な意見公表日や米国のCPI・PPI・小売売上高の公表日が控え、米国の金利見通し次第で円高進行の可能性もあり、個別株の物色が相場を支える局面が想定される。