資産数百億円を築く片山晃氏が、中長期で日本株は有望とみる根拠をAI投資と半導体の需給、企業のEPS成長と株主還元の積み上げなどから説明したロングインタビューの要点を伝える。
日経平均が高位で推移する中、片山氏はAI投資を中心に日本株の中長期の有望性を改めて強調した。半導体銘柄の急騰を読み切った経験を踏まえ、AI関連の資金動向と巨額の資本投資が企業業績を押し上げる局面が続くとの見方を示している。
市場の短期的変動については政府の財政政策や為替の動きが影響するとの見解を示しつつ、EPS成長と株主還元の積み上げが長期的な株価の支えになると述べた。新NISAの口座普及はまだ道半ばであり、今後の普及拡大が長期の資産形成に寄与する可能性があるとの認識を示した。
片山氏は注目銘柄やポートフォリオの基本方針として、「高いアップサイドを持つ銘柄を個社要因で選ぶ」「大型・小型の区分にとらわれず潜在力の大きい銘柄を保有する」と説明し、AI需要を背景に日本企業のデータセンター向け需要やAI関連の実需投資が継続するとの見通しを語った。また、半導体関連の過熱感には注意が必要とし、2026年前半の高値を再現できない銘柄もあるとの認識を示した。