オンライン就職面接でAIを名乗るなりすましが横行している。ある企業が採用サイト登録者に連絡を取りオンライン面接を実施し、実在の人物像と異なる情報を売り込んだ事例が伝えられた。一方で北朝鮮が国を挙げて偽のIT技術者を日本企業に侵入させる可能性が指摘され、11か国が共同で警告を発している。
オンライン就職面接でAIを利用したなりすましが横行しているとの指摘が報じられた。番組の映像では、ある企業が登録者に連絡を取りオンライン面接を実施した事例が紹介され、面接を担当した男性が大規模なウェブサービスで設計や開発をリードしていたと自己を売り込んだという。
面接の場面では音声は滑らかさを指摘される一方で、口元の動きと話す言葉が合っていない点が指摘され、面接担当者がAIを使っているのではと疑問を呈した。被面接者は「AIは使っていません」と自分の話だと説明したが、日本語の表現にも不自然さが見られた。これがなりすましであることが判明した。
専門家の見解として、なりすましの背後に北朝鮮の関与がある可能性が挙げられた。北朝鮮が国を挙げて偽のIT技術者を他国企業へ侵入させ、報酬を政権へ流すなどの狙いがあるとされる。病情報の取得やサイバー脅威の可能性も指摘される。
日本だけでなく世界の複数の国々がこの動向に警戒しており、2026年7月には日本・米国・韓国・カナダ・フランス・英国など11か国が共同で北朝鮮IT労働者のなりすましについて警告したという。