日銀は来週、政策金利を25ベーシスポイント引き上げて1.25%を視野に入れる見通し。インフレ警戒が続く中、今後の追加利上げの可能性も示唆されている。
日銀は来週の金融政策決定会合で、政策金利を1.25%へ引き上げる方向で検討しているとされ、決定は9月17〜18日に行われる予定だ。今回の引き上げが過去31年間で最も高い水準になる可能性がある。
日銀内の関係者は、新たな利上げに適した環境が整いつつあるとの見方を示している一方、経済情勢や物価動向が基本シナリオに沿って推移すれば今後も借入コストを上げていく方針を示している。仮に1.25%へ引き上げても、金融環境は依然として緩和的との見方が多い。
市場では9月の利上げがほぼ織り込み済みとされ、賃金や物価の急加速がみられないことから追加利上げのペースは25ベーシスポイントにとどまるとの見方が多い。ただし、円高の進行や燃料価格の動向次第でインフレリスクの再燃が警戒される。
日銀は最終的な政策金利水準を事前に決めていない可能性が高く、利上げのペースについてもメンバー間で見解が分かれている。今後の会合後の発言で、今後の利上げの展開が改めて注目される。