日銀が2026年9月に政策金利を引き上げる可能性が高まり、利上げのペースを四半期ごと程度へ加速する案が市場で注目されている。関係者の話では、9月17〜18日の会合を前提に議論が進む見通しだ。
市場では日銀が9月に政策金利を引き上げる可能性が高いとの見方が強まり、利上げのペースをこれまでの年2回程度から速める案が浮上している。関係者によれば、現状の方針転換が検討されており、次回会合の時期は9月17〜18日とされる。
背景には物価上昇圧力の再燃リスクと円安の長期化、インフレ期待の高まりがある。家計・企業・エコノミストの物価見通しが2%近くまで上昇しており、一部はその水準を上回るケースもある。7月の卸売物価上昇率は3年ぶりの高水準に近い水準で推移している。
日銀は2024年に段階的な利上げを開始し、2026年6月には政策金利を1%へ引き上げ、31年ぶりの高水準を達成した。市場は9月の決定を約80%程度と見込んでおり、以降の追加利上げを含む四半期ごとの引き締めが続く可能性が指摘されている。