24日のNY市場でドル・円は158円60銭まで下落後、159円04銭まで上昇し、158円90銭で引けた。米指標の動向と長期金利の変化、米-Iran協議の報道が今後のレンジ相場継続か160円突破かの分岐を生んでいる。
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は前半に158円60銭まで下落したあと、159円04銭まで反発し、結局158円90銭付近で取引を終えた。長続きするレンジ相場の様相と、160円突破の可能性を巡る思惑が交錯した。
米国の先週分新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場の健全性を示す一方、カンザスシティ連銀製造業指数や新築住宅販売件数は市場予想を上回った。財務省の7年債入札の落ち込みと長期国債買戻しの規模低下が長期金利を押し上げ、ドル買いを後押しした。
その後、米イラン協議の進展を示唆する報道を受け原油安と円安是正の警戒感が出たことで、上値は伸び悩んだ。
25日以降の展望として、米長期金利の高止まりがドルを支える一方、原油動向次第でインフレ懸念が後退すれば金利低下・ドル売りの可能性もある。市場ではレンジ152〜158円を継続する見方と160円を目指す見方が混在している。