ダイヘンは個人投資家向け会社説明会を開催し、2026年度第1四半期の売上高が555億円、営業利益が40億円で、経常利益47億円、当期純利益27億円と全項目で過去最高を更新したと報告した。
ダイヘンは2026年10月7日に個人投資家向けの会社説明会を開催し、2026年度第1四半期(4-6月)の決算概要を発表した。売上高555億円、営業利益40億円、経常利益47億円、当期純利益27億円となり、いずれも前年同期比での増加と共に過去最高を更新した。
セグメント別の動向では、エネルギーマネジメントは245億円(前年同期比-5.5%)と減収だった一方、ファクトリーオートメーションは82億円(+25.7%)、マテリアルプロセシングは227億円(+37.4%)と大きく伸長した。通期見通しではエネルギーマネジメントを中心に需要は引き続き堅調とみられ、全体として1年間の成長を見込んでいる。
通期および中期の見通しとして、2026年度売上高は2800億円(+17.8%)、営業利益250億円(+33.1%)、経常利益255億円、当期純利益165億円、ROEは10.3%を見込む。中期計画の最終年度目標である売上高2500億円、営業利益率10%以上を達成し、過去最高を更新する見込みと説明された。
事業トピックとしてEMS事業の受注高は前年度比約2.6倍の450億円、2030年度には700億円超へ拡大を目指すほか、生産能力増強として産業用油入変圧器の新工場を2026年10月に稼働、年間3,000台へ拡張する。新製品として自走ロボット「リバーチェ」やAI活用の自動化技術、金属積層造形の事業拡大も進める。
財務・資本政策として自己資本比率50%程度を目標にし、株式分割を伴う投資単位の引下げ(1株を5株に分割、投資単位約132万円→約26万円)を実施。リスク要因にはEV普及の動向や原材料・為替の変動、地政学リスクなどが挙げられる。