サワイグループホールディングスは2026年9月16日に個人投資家向け説明会を開催し、4月就任の中手利臣専務執行役員が登壇。2026年度の決算概要と生産能力拡大計画、配当方針などが示された。
サワイグループホールディングス(株)はジェネリックを中核とする事業モデルを改めて説明し、2026年3月期の売上収益は2,017億円、営業利益は159億円を計上したことを発表した。販売数量は171億錠に達し、日本人1人当たり年約140錠、3日に1錠相当の規模となる。今回の説明会には、4月に社長に就任した中手利臣専務執行役員が登壇した。
中核となるジェネリック事業では、国内8工場の生産能力を背景に、2026年度に第2九州工場新棟稼働で生産量を220億錠へ拡大し、2030年度には250億錠体制を目指すとした。2026年度の計画は売上収益2,084億円、生産数量180億錠を見込み、約700品目を展開。薬剤の構成比は循環器27.0%、中枢神経系16.2%、消化器系15.7%で、生活習慣病領域の拡充も進める。
製剤技術ブランド「SAWAI HARMOTECH」による飲みやすさ・調剤性の追求や、MR約370名の体制、年約42,600件の問い合わせ窓口を通じた情報提供力の強化も説明された。株主還元はDOE3.0%以上を目安とし、2026年度の年間配当は前期比1円増の56円、予想配当利回りは約3.5%とされた。株主優待は予定していない。