一正蒲鉾はICHIMASA30ビジョン実現を ESG経営を基盤に推進しており、HACCPやISO規格の認証取得、健康志向やリスク低減を意識した新商品・取り組みを拡大していると伝えられています。
一正蒲鉾は ESG経営宣言を2021年7月に制定しており、従業員満足度向上や人財育成、食の安全・安心の提供、資源の有効活用、地球温暖化抑制、社内外協働、透明性の高い健全経営を重要課題として取り組んでいると報じられています。
同社は食の安全・安心を高めるべく、HACCPに基づく製造管理を行い、ISO22000を2013年1月に全社で認証済み、FSSC22000を本社・本社工場・聖籠工場・東港工場・北海道工場で取得、2024年6月にはISO45001およびISO14001の認証を全生産拠点で完了したとされています。
食品の価値向上として魚肉たんぱくを「フィッシュプロテイン」と呼び、業界基準やフィッシュプロテインマークを設けるほか、減塩商品・低脂肪商品のライン拡充や、マイタケのビタミンD含有量を安定化させる栽培方法、有機JAS認証を取得した「有機まいたけ」をラインアップに加えたとされています。
資源活用の面では賞味期限を延長した商品の拡充や、冷凍保存で廃棄ロスを低減する徳用のさつま揚げ「小判てんぷら」などを進めるほか、ネクストシーフードとして水産資源の代替品開発、循環型ECOトレーやトレレス包装の導入でリサイクル率向上とプラスチック削減を推進していると伝えられています。
IWSの推進や女性の活躍推進、えるぼし認定“三つ星”、プラチナくるみんの取得など、働き方改革と人材育成を重視する取り組みが紹介され、従業員のライフステージに合わせた制度拡充として育児短時間勤務の延長も2023年7月から実施されているとされています。
地球温暖化抑制への取り組みとして、北海道工場の電力を再エネ電力に切替え、2024年4月に実施したほか、新潟の工場も2023年7月に再エネ電力100%へ転換したとされ、将来的には自家消費型太陽光発電とオフサイトPPAの導入で再エネ比率を高め、必要電力の約9%を自社供給する計画があると報じられています。