米株市場はダウが反落で始まり、半導体・AI関連銘柄に売りが広がった。原油価格の上昇も投資心理を押し下げる要因となっている。
ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落で取引を開始し、午前9時35分時点で前週末比164.29ドル安の5万2409.00ドルとなった。セクター別では半導体・AI関連銘柄を中心に売りが広がっている。原油先物の上昇も市場心理を heavier にしている。
ダウ銘柄の動きとしてはゴールドマン・サックスやハネウェル・テクノロジーズ、シスコシステムズなどが安い一方、ジョンソン・エンド・ジョンソンは上昇している。整形外科機器の売却交渉を進めるアポロ・グローバル・マネジメントなどが材料視された。ナスダックは反落で始まり、半導体株のマーベル・テクノロジーやインテル、AI関連のネビウスやコアウィーブにも売りが出た。
米国市場ではAI開発の安全性や規制強化を巡る動きが伝えられ、アンソロピックのダリオ・アモデイCEOが開発の減速を呼びかけたブログ投稿が報じられた。OpenAIのアルトマンCEOはAIの安全対策を優先する方針を示し、年内のIPOを行わない意向を表明した。これによりAIインフラ投資の需要拡大観が後退するとの見方が広がっている。
WTIの期近物は一時104ドル台後半まで上昇し、原油市場の地政学的リスクが投資心理を押し下げている。また米債券市場では長期金利が5.00%近くまで上昇し、23年10月以来の高水準となった。程序的にはダウの下落が続く一方、マクドナルドなど一部銘柄は高い値動きを示している。