14日の東京株式市場で日経平均は2営業日続落、終値は前日比518円35銭安の6万3492円99銭。OpenAIの年内IPO見送り報道をきっかけにAI・半導体関連株に売りが広がった。原油高で市場心理にも重荷が乗る中、午後には下げ幅を縮小した。
14日の東京株式市場で日経平均株価は2営業日続落し、終値は前週末比518円35銭(0.81%)安の6万3492円99銭だった。米オープンAIが年内のIPOを見送るとの報道を受け、ソフトバンクグループやアドバンテストなどAI・半導体関連に売りが集中した。
日経平均の下げの震源は午前の取引で、同社に出資する銘柄を中心に売りが先行し、序盤には6万2726円18銭まで下落した。その後は押し目買いが入り、午前終盤には下げ幅を縮小した。
午後にかけては再び下げ幅を縮め、引けにかけて500円台前半まで戻る展開だった。TOPIXは0.74%高の4058.21で終え、内需関連を中心に銘柄全体の上昇が目立った。
業種別では内需関連が堅調となる一方、AI・半導体関連の銘柄が相場を押し下げた。市場関係者は決算発表期の影響もあり、次の動きを見極めたいとの声が多かった。
中東情勢の緊迫化を背景に原油高が続き、エネルギー価格の高止まりが企業業績・消費へ影響するとの懸念が投資家心理を冷やした。