キオクシアホールディングスは9月30日を基準日として1株を3株に分割する予定であり、分割後の取引は9月29日から開始される。分割による引き下げ後の単元株価は下落幅を見込むが、データセンター需要とNAND価格動向が今後の株価推移を左右する見通しである。
キオクシアホールディングスは9月30日を基準日として1株を3株に分割する計画を公表しており、分割は9月29日から調整後の株式取引に反映される。分割後の基準価格は約18,193円と試算され、株価の理論的な価値が直接変わるわけではないが、最低売買単位は変わらず100株のままである。
2026年6月期第1四半期の決算は、売上高1兆7,670億円、営業利益1兆2,700億円、親会社株主に帰属する当期純利益8,422億円と大幅な増収増益を達成した。増収は生成AI関連のデータセンター需要とNAND価格の上昇が主因で、円安も寄与した。一方で訴訟損失引当金や株式報酬費用が利益成長を一部相殺した。
第2四半期の業績見通しでは、売上高2兆3,900億円、営業利益1兆8,900億円を見込んでおり、データセンター需要の力強さが続くと想定している。ただしクラウド調達の伸び鈍化やNAND供給拡大の影響次第で、利益率が圧迫されるリスクがある。