日本製鉄の名古屋製鉄所に40年ぶりとなる新熱延ラインが竣工し、投資額は約3000億円、年間生産能力は約600トン。2026年8月17日から商業運転を開始する予定。
名古屋製鉄所で新設されていた熱延ラインが、2026年8月6日に竣工し、同日竣工式が行われた。投資額は約3000億円で、世界最大級の耐荷重を誇る圧延機と高度な温度・圧延制御技術を備える。商業運転は2026年8月17日から開始される予定で、ラインの完成は40年ぶりの大型投資となる。
新ラインは長年培ってきた熱間圧延技術・品質管理技術を結集したもので、生産能力は約600トン/年。EV向け鋼板など高付加価値製品の供給強化を目指し、地域の製鉄所のマザーミルとしての機能強化が期待される。
竣工式には日本製鉄の社長と名古屋製鉄所長をはじめ関係者が出席し、創業時の志や過去の歴史に触れつつ、次世代ラインの技術力と現場力を強調した。今後このラインを活用し、強度や加工性を高めた新製品開発を進め、日本製鉄が世界の鉄鋼メーカーとしての地位を維持・発展させる方針を示した。