日銀が公表した7月の特殊要因を除くコアCPIは前年同月比で2.3%上昇、前月から鈍化。ただし依然として22カ月連続で2%超を維持。コアコアは2.2%上昇で拡大傾向となった。
日銀が発表した7月のデータによると、特殊要因を除いたコアCPIは前年同月比で2.3%上昇した。生鮮食品に加え、ガソリン補助金や教育無償化などの影響を排除した数値で、6月の2.6%から鈍化したものの、22カ月連続で2%を超えた。続く全国コアCPIは1.8%上昇だったが、制度要因を除くと押し上げられている構図が続いている。
生鮮食品・エネルギー・特殊要因を除くCPI(特殊要因を除くコアコアCPI)は2.2%上昇。これも前月の2.0%から伸びが拡大した。食料・エネルギー・特殊要因を除くCPIは1.6%上昇で、前月より伸びが大きくなっている。
上昇率の分布で機械的に除いた刈込平均値は2.0%上昇となり、2025年11月以来の2%台となった。加重中央値は1.1%上昇、最頻値は1.4%上昇と推移している。
7月の上昇品目の比率は72.4%で、前月の72.6%を下回った。一方、下落品目の比率は23.3%となり、前月の22.9%を上回った。日銀は3月から消費者物価のコア指標を拡充して公表している。