相続した実家の名義変更をしていない理由を125人に調査した結果、最も多かったのは手続きの煩雑さで、名義変更までの期間は1年以内が半数近くとなっている。
今回の調査は、実家を相続後に一定期間名義変更をしなかった人を対象に行われ、調査期間は2026年10月1日から13日、回答数は有効回答125人で男性66人・女性59人。調査は自社で実施され、結果はランキング形式で公表された。
名義変更を行うまでの期間は、半年程度と1年を合わせて全体の48.8%となり、約半数が1年以内に手続きを進めていることが分かった。一方で5年やそれ以上放置したケースもあり、現行ルールでは相続を知った日から3年以内の手続きが基本とされている。
名義変更をしていない主な理由の1位は「手続きが煩雑」で36.0%、2位は「費用がかかる」20.8%だった。急ぐ必要性を感じなかった、時間がない、他の作業を優先した等も上位に挙がっており、手間・費用・優先度の低さがハードルとなっている。
名義変更を後回しにして大変だったこととして「書類を集める」が最も多く36.0%に達し、続いて「親族と話し合う」20.0%が挙げられた。書類作成や関係者間の調整が負担となるケースが多い。
相続登記の義務化を知っていた人は78.4%に達し、内容まで把握している人は20.8%だった。義務化自体の認知は高いものの、申請期限や過料の正確な条件まで把握していない人も多い。