株式会社AlbaLinkが空き家に残る家財の処分が進まない理由を171人を対象に調査し、手間・費用・時間が主要な壁となることが分かった。家具が特に処分困難な家財として挙げられ、今後の処分方針は業者回収が最多となる見通しも示された。
株式会社AlbaLinkが運営する訳あり物件買取プロは、所有している空き家の家財処分が進んでいない人を対象に調査を実施した。調査期間は2026年9月30日から10月5日までで、有効回答数は171人、男女比は93対78、年代分布は20代〜60代以上までとなっている。調査結果の利用条件として出典の明記が求められている。
空き家の家財を処分できない理由の1位は「手間がかかる」で46.8%、2位は「費用がかかる」25.1%、3位は「時間がかかる」22.8%となった。手間には分類・整理・運び出しといった作業の複雑さが含まれ、費用は粗大ゴミ回収や依頼費用、遠方からのアクセス費用が影響している。
空き家で処分に困っている家財の最多は「家具」(39.2%)、次いで「家電」(29.8%)、「仏壇」(25.1%)となっており、大型で重い家具や家電が運搬と処分の難しさを増している。思い入れのある品や遠方の物件も処分の障害となる。
空き家の家財を処分しないままでいることによる悩みの1位は「空き家を売却できない」(26.3%)で、処分を進めるほど将来の売却活動が円滑になるとの回答が多かった。今後の処分予定としては「業者に回収してもらう」が最も多く35.1%、次いで「ゴミとして処分する」29.2%、「できるだけ売る」28.7%と続く。
まとめとして、手間・時間・費用のバランスを取りつつ、思い入れのある家財が残ると処分が難しくなるとの傾向が確認できる。資産価値の維持や売却活動を円滑に進めるためには、状況に応じて業者回収と自力処分を組み合わせる方法が考えられる。