スイス円は逃避需要に支えられて下値は堅いものの、各国の介入警戒感が上値を抑え、190円近辺で神経質なレンジ相場が続いている。
先週5日から12日までの取引で、スイス円は189.70円台での底打ちと190円台での揉み合いを繰り返し、190.80円台まで一時上昇した。週末には190円を挟んだ攻防が強まる展開となっている。
ファンダメンタルズ面では、中東情勢リスクや欧州不安を背景にスイスフランの需要が高まり、安全資産としての逃避需要が継続。これにより下値は堅く推移する一方、上値は日米当局の円安牽制発言で抑制されている。
テクニカル的には、189.20円付近の押し目サポートと190.90円のレジスタンスが明確化。移動平均線が190円近辺に集まり、上値追いの勢いは弱まる局面が多い。
今週の主な焦点は、逃避需要の継続と介入警戒感の綱引き。想定レンジは189.20円–190.90円で、地政学リスクのヘッドライン次第で上下どちらにも振れる可能性がある。