2026年7月に公表された主なセキュリティインシデントをまとめた。ニチレイの社内システム不正アクセスによる障害と物流影響、佐川急便のスマートクラブ不具合、日本交通のマルウェア感染などを概括する。
2026年7月に公表された主なセキュリティインシデントには、ニチレイの社内システムへの不正アクセスによる障害が挙げられる。これにより、冷蔵倉庫の入出庫業務やニチレイフーズの冷凍食品出荷業務に影響が生じたと公表された。併せて、複数企業のサーバや顧客データへ影響が及ぶ可能性が指摘され、各社の情報セキュリティ対策強化が求められている。
日本交通は7月11日未明に社内システムへ外部からのマルウェア感染を確認し、ハイヤーWEB受注・予約管理システムや一部社内向けシステムが一時的に利用不能となった。被害の範囲や影響期間について公表され、再発防止の取り組みが進められている。
佐川急便は7月15日ごろ、会員制Webサービス「スマートクラブ」で表示不具合が発生し、本来の顧客情報と異なる氏名やメールアドレス、問い合わせ番号が表示された事象が確認された。第三者による不正アクセスは否定され、約7万人の個人情報に影響が及ぶ可能性があるとして調査が続いた。