11月決算シーズン直前に、1Qの進捗率が異常値級に高い銘柄を中心に、上方修正予備軍と見込まれる20銘柄を選定した。
決算発表シーズンを控え、3月期決算の中間決算は10月下旬から本格化する。特に1Qの経常利益進捗が通期計画の大半を占め、過去5年間の平均を大きく上回るケースが増えており、進捗率が高い銘柄ほど中間決算での上方修正が注目されている。記事は、株探の集計をもとに、9月下旬時点のデータを基準に「高松CG型」と呼ばれる、例年との差が極端に大きい銘柄を中心に監視対象を並べている。
1つ目の例として大末建設は1Q進捗率が37.2%(5年平均17.6%)で、通期の経常予想を69.4億円へ引き上げ、増配も発表の翌日に株価が反応した。修正後の下期見通しは前年実績を下回るものの、上振れの余地を残している。これにより、同社は高松CG型の代表格として挙げられている。
高松コンストラクショングループは1Q経常利益が通期計画の27.3%と目立つが、過去5年平均9.1%に比べて3倍程度の進捗。1Q決算時点でIFISのコンセンサスは会社計画を約5%上回る水準で、期初計画を5月に引き上げている。通期配当は増配の実績があり、今期も修正余地があると見られている。
瀬戸内の造船所である内海造船は1Q進捗率が87.4%に達し、通期計画達成率は87.4%と高水準。昨年以前からの実績と比べても顕著で、円安要因による外貨建て工事の増収効果が寄与したとされる。これらの銘柄はいずれも中間決算の前に監視しておくべき項目として挙げられている。