27日の日本株市場は買い先行で始まり、半導体やAI関連株の底値圏を見極める展開が想定される。米国市場のIPO動向が材料視され、半導体・AI関連株を中心に自律反発狙いの動きが意識される。
27日の日経市場は買い先行で始まった後、半導体やAI関連株の底入れを見極める展開が想定されている。米国市場ではダウが約146ドル高、ナスダックが約214ポイント高となった。アンソロピックがIPOに向けた目論見書を公開したとの報道を背景に、関連株へ資金が流れやすい状況だ。
日経平均の動向はシカゴ日経225先物の動きと連動性が強く、ナイトセッションでの63200円台前半の水準をつけた後、63300円近辺まで買われる場面もみられた。ボリンジャーバンドのレンジ内で推移する見通しだが、前週末の下振れからの反発を意識した動きが見込まれる。
注目銘柄としてアドバンテストや東京エレクトロン、キオクシアHD、ソフトバンクGが挙げられ、自律反発狙いの買いが入るかが焦点となる。ただし半導体・AI関連株には依然として上値の重さの見方があり、買い一巡後は戻り待ちの売り意欲が意識されやすいとの観測もある。
決算発表を終えた銘柄としてコーエーテクモ、イントラスト、早稲アカ、鈴茂器工、信越ポリマ、清水銀なども市場の注目対象になる見込みだ。情報漏洩対策関連にも資金が向かいやすいとの見方が続く。