旧ジャニーズ事務所のSMILE-UP.の東山紀之社長が任期満了で退任を表明。藤島氏は留任し、新社長には山田将之弁護士が就任する。補償業務は継続し、訴訟も並行して進む。
旧 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の東山紀之社長は9月28日の記者会見をもって任期満了に伴い9月30日付で代表取締役社長を退任する予定であると発表した。後任には同社のチーフ・コンプライアンス・オフィサーを務める山田将之弁護士が10月1日付で就任し、藤島ジュリー景子氏は引き続き代表取締役として留任する。
補償業務の進捗にも言及され、被害者救済委員会へ申告した1047人のうち587人には具体的な補償内容が通知され、合意に至った578人には補償金の支払いが完了している。一方で事務所への在籍実績や性被害の事実が客観的に確認できないなどの事情で、231人には補償を行わないと正式に連絡したことも明らかにされた。
現在、同社に対して計9件の損害賠償等を求める訴訟が提起されており、法的責任を問う訴訟対応が並行して進んでいる。東山氏は今後の補償業務が法的手続きや専門的判断を要する局面を中心に移行するとの認識を示し、長期化する訴訟への対応力強化を狙って山田氏にトップを委ねる意向を示した。