キオクシアは岩手県北上市の北上工場敷地内に、メモリーを製造する新棟を建設すると発表した。2029年度中の稼働を目指し、協業先のサンディスクと共同で約1兆8000億円を投資する。政府支援を前提にさらに投資を拡大する方針も示している。
半導体メモリー大手キオクシアは岩手県北上市の北上工場敷地内に新たなメモリ製造棟を建設する計画を公表した。新棟はデータセンター需要の高まりに対応する目的で、同工場の生産能力を強化するのが狙いとされる。
投資額は約1兆8000億円で、協業先の米サンディスクと共同で出資する。新棟の稼働は2029年度中を目指すとされており、最先端メモリの量産体制の構築が見込まれる。
キオクシアは政府支援を前提にサンディスクとともに、32年までに計約5兆円を投じる長期計画も表明した。政府との連携を通じて日本国内で次世代メモリの開発・製造を拡大する意向が示された。
現時点でキオクシアは北上工場と四日市工場でNAND型フラッシュメモリーの生産を行っており、新棟では最先端メモリの量産化を進める方針だ。