米AI企業アンソロピックがSEC提出の上場申請書類(S-1)を公開し、ナスダック上場を計画する中、日本のAI半導体関連銘柄にも波及する可能性が伝えられた。発表後には日経平均が上昇し、アドバンテストの株価寄与が指数を押し上げた。
米AI企業アンソロピックは2026年10月26日、SECに上場申請書類(S-1)を公開し、ナスダックのグローバル・セレクト・マーケットへANTのティッカーで上場する計画を示した。株数や公開価格帯は未定のままで、上場手続きは最終段階に近づくとみられる。
上場計画案には事業内容や財務情報、リスク要因などが記載されており、誰でもこれらの情報を参照できる形になった。取引開始日や想定評価額は現時点で明らかにされていない。
日本市場では10月27日に日経平均が大幅に上昇し、上昇要因としてアンソロピックの上場申請が挙げられたとの見方があった。特にアドバンテストの大幅上昇が日経平均の押し上げに寄与したとの報道もあった。
投資家の焦点は募集株数と公開価格帯の決定時期、取引開始日などであり、これらが示されればS-1に記載された業績を踏まえた評価の幅や割高・割安の判断材料が具体化する。日本株へは米国市場の資金動向が影響する可能性も指摘され、アドバンテストの買いが続くか注目が集まるだろう。