20日午前の東京株式市場で日経平均は急反発し、一時900円超高まで上げ幅を広げた。前日までの下落の反動と米財務省の長期国債買い戻し上限増額の発表が背景として挙げられている。
20日午前の東京市場で日経平均株価は急反発し、上げ幅は一時900円を超えた。前日までの2日間で約3900円下落していた反動から、割安感のある銘柄を買い戻す動きが広がっていた。長期金利の低下も投資家心理を支えた。
午前11時時点で日経平均は前日終値比675円71銭高の6万6002円13銭、TOPIXは39.58ポイント高の4051.89。午前の取引終了時点では日経平均は656円07銭高の6万5982円49銭、TOPIXは36.41ポイント高の4048.72に落ち着いた。
背景には米国債市場の動きがあり、米財務省が長期国債の買い戻し上限額を増額したことで米長期金利が低下。その流れが日本市場にも波及し、株式の相対的な割高感を和らげ投資家心理を明るくする要因となった。
一方で高値のAIや半導体銘柄の一角では利益確定売りが出て、日経平均の上げ幅が縮む場面もあった。出遅れていた割安株へ資金が移る動きも見られ、今後の展開には長期金利動向や米国指標の影響が注目されている。