AI関連のピーク後に注目されるのは、安川電機とファナックの“ロボット以外”の受注構成。6~8月期の米州受注は大幅に伸び、FA部門やサーボモーター関連の需要が業績を牽引した一方、ロボット部門の寄与は縮小している。
ファナックと安川電機は、ロボット以外の部門の伸びで業績を支えたとされる。ファナックはFA部門が顕著に伸び、CNCを含む工作機械需要が好調だったために受注が拡大。一方、安川電機はモーションコントロール部門の売上が大きく伸び、サーボモーターやインバーターの需要が寄与した。ロボット部門の受注は回復傾向にあるが、全体の比率は低下した。
受注の内訳では、ファナックのロボット部門の伸びは限定的で、FA部門の伸長が全体を牽引。航空宇宙や自動車など幅広い産業へ工作機械の需要が波及していることが背景にある。安川電機では米国データセンタの空調・サーバー冷却向けインバーターの受注が寄与。6~8月期の地域別では米州が最も成長し、部門別ではモーションコントロール部門の伸びが突出した。