テスラのロボットタクシー専用車「サイバーキャブ」が日本に到着。東京・青山のジャパンプレミアを皮切りに各地へ巡回するが、現時点では公道走行は未定で、今後の普及に向けた課題が3点挙げられている。
テスラのロボットタクシー専用車「Cybercab(サイバーキャブ)」が2026年9月11日に日本上陸した。ゴールドカラーの2ドアクーペで跳ね上げ式のドア、いわゆるバタフライドアが特徴とされ、ジャパンプレミアは東京・青山通りで行われた。実車は展示のみで走行は予定されておらず、日本での公道走行や実証走行は未定とされている。
サイバーキャブの日本上陸に合わせ、テスラは今後大阪、名古屋、東京・新宿へと巡回を予定しているほか、国内各地で自動運転実証や社会実装の動きが活発化している。Waymoをはじめとする欧米勢は都内で社会実証を進め、現時点ではレベル2の運転支援付き走行を行いデータを収集している。
商用化を目指す動きとして、日本交通とWaymo、GOが連携して都内で自動運転タクシーの社会実証を進める計画が公表され、2027年中に東京でレベル4の完全無人走行による商用運行を目指すとされた。日産・Uber・Wayveの共同会見も都内で開催され、東京の試験運行開始を今年後半に目指すとの情報もある。
国内の普及を巡っては、法整備・技術領域・社会受容性の三つの課題が挙げられる。法整備は自動運転レベル4社会実装の議論が進む一方で新しい車両形態には新たな基準が必要となる可能性がある。技術領域ではE2E AIとルールベースの併用が議論され、投資コストの差が課題として指摘される。社会受容性はいつ・どこで・誰のために使用されるのかといった観点での検討が重要とされる。