ゴールドマン・サックス・グループが最新決算で売上高とEPSが市場予想を上回り、来年の見通しを示す指標が上方修正された。決算後も市場の見方は分かれているが、長期の成長見通しには注目が集まっている。
ゴールドマン・サックス・グループは直近の決算で売上高が190億米ドル、EPSが17.01米ドルを記録し、いずれも市場予想を上回った。売上高は予想を11%、EPSは予想を30%上回っている。
アナリスト21人のコンセンサス予想では、2027年の売上高は737億米ドル、1株当たり法定利益は74.03米ドルと見込まれている。決算発表前の予想から売上高は730億米ドル、EPSは72.49米ドルと引き上げられた。
目標株価のコンセンサスは1,037米ドルで大きな変化はなく、EPS見通しの改善だけでは株価の長期的な動きへの影響は限定的と見られている。アナリスト間の目標株価の幅は広がっていないが、最も楽観的と最も慎重な見方には差がある。
成長見通しでは2027年末までの年率換算成長率が3.0%とされ、過去5年間の5.1%を下回る見通し。業界全体の売上高成長率は約5.5%と予想されており、同社の成長鈍化が相対的に注目されている。