世界的にサイバー攻撃の被害が急増している中、AIが自律的に攻撃を行う事例が報じられ、脆弱性の隙をAIが見逃さないと指摘されている。日本国内でも情報漏洩の件数が増加しているという。
世界的なサイバー被害の急増を受け、米ITRCはダークウェブ上でアメリカ・カナダの約1億7000万人分の運転免許証情報が流出物として見つかったと発表した。
日本国内では10月に情報漏洩の可能性が発表された件数が約5200万件に上り、カーシェアのタイムズカーでは運転免許証画像約160万件が流出したとされる。
AIの高度化を背景に、DIVDはエージェント型AIによる攻撃を初めて公表し、AIが自律的に手段を判断して次の行動へ移る様子を示したと説明した。
サイバーセキュリティ企業の見解では、AIを活用した攻撃を人間が介在して指示を出す形が現実的になり、脆弱性の残存箇所をAIが見逃さなくなるブレークスルーが7月頃から始まったと指摘された。
マイクロソフトは EvilTokens のドメインを150以上無効化したと発表し、世界各地の組織への被害拡大を抑制したと報じられている。