ADRセラピューティクスは重症虚血肢を対象とする脂肪組織由来再生細胞の治療法の治験開始を取締役会で決議した。名古屋大学との共同研究を経てPMDAの本相談を終え、治験プロトコルは概ね決定している。
ADRセラピューティクスは、重症虚血肢を対象とするADRCsを用いた治療法の治験開始を取締役会で決定した。今回の治験は第Ⅲ相治験と同等フェーズの検証的試験として行われ、実用化と保険適用を目指す取り組みである。
同治験は名古屋大学との共同研究契約の下で進められてきた。名古屋大学との協働研究契約の締結は2025年5月に公表され、治療法の有効性検証が進められてきた。
PMDA本相談は終了しており、試験プロトコールも概ね決定しているとされる。今後の治験実施に向けた準備が整いつつある。
過去の臨床試験では、名古屋大学を中心に29名34肢を対象とし、対象患者の90%以上で切断回避が見られ、創傷部の縮小と歩行距離の延長も確認されたとされる。
代表取締役社長の鈴木隆二は治療法の早期実用化を目指す意向を示している。